幸せをめぐる冒険  親父との2人飲み

01

01

親父との2人飲み

 2009-01-01
今日は実家に帰って、まったりとしていました。
兄貴夫妻は午前中に来て、おせちを置いて雑煮を作って母親のお見舞いに行った。
親父と兄貴夫妻と、僕。そんな組合せも段々慣れるようになってきた。
そうそう、母親の手術は無事に終わりました。
ただリハビリはまだまだ続くらしく、家の中もキッチン、居間をバリアフリーに改築していくそうだ。
親父も今度の誕生日で仕事の契約を終えるらしく、いよいよ老後に突入なのかなという感じがしてきた。

この前、親父がお見舞いに行くのに合わせて兄貴がお見舞いに行ったら、母親のベッドで親父が寝ているのを見てびっくりしたそうだ。
母親がリハビリ中に、親父が暇だからってそのベッドで寝ていたらしい。
僕は親父に似ていると言われているのが気になった。
親父と僕は、明後日にお見舞いに行くことにした。

夕飯は親父と僕の2人なんで、大したものは作らずスーパーで刺身と肉じゃがを買ってきた。
風呂から上がると、いつもの実家での過ごし方と同じように缶ビールから小さなグラスに注ぎ、2人にはちょっと多い刺身をつまみ始めた。
先に飲み始めていた親父は軽く酔っていて、とっくり代わりにしている計量カップにまた日本酒を注いでいた。

僕はビールを飲み始めると、親父は仕事の様子とか、この前のボーナスはいくらくらいだったんだとか聞いてくる。
いつも駅まで送ってもらう車の中での会話と同じだ。
ちょうどテレビでは派遣社員の首切りのニュースが流れていて、親父の職場でも不況の影響は大きいよと話していた。
必要とされている人は少ないのに、余るところは人が余っていると。

ビールが終わると、ウマそうに飲んでいる日本酒を少しもらうことにした。
親父が高校の同窓会で、高校の先生からもらったというその日本酒はかなりおいしかった。
「それくらいでいいから。」と言っておちょこを上げるのに、親父もそれに合わせて瓶を上げて並々と注いできた。

日本酒を飲み始めると話はいつもと違う話題になった。

親父は、小学校の時の遠足で僕が日光で買ってきた小さな湯呑をおちょこ代わりに使っている。
昔っから使っている。今も使っている。

「海外にはもうあんまり行かないのか?」
 「仕事では難しいかな。行けたとしても長い期間行くのはもう考えてないよ。」
  「そうか。やっぱり日本がいいのか。」
   「そうなのかな。20代前半だったら考えてただろうけど。」

    「旅行ではもうあんまり行かないのか?」
     「一人で長いこと行くのはないかな。」
      「もう結構行ったもんな。アメリカくらいか。行ってないの。」

親父は意外にも、僕が行った国々を知っていた。
行った国を一つ一つ話したことなんてなかったのに。

「結婚はどうなんだ?」

そうした言葉を親から初めて聞いた。
まだ相手がいないよ。なんて答えると、前の子はだめだったんかと言われる。
その後も結構突っ込んでくるので、僕も親父に

「親父はどこで知り合ったの?」

と初めて聞くと、そんなこと聞くのか、と驚いた顔の後、少し笑いながら話し始めた。
軽く聞ければよかったのに、結構事細かに話してきた。
正月の夜、親父と2人で、日本酒を飲みながらこんなことを話すなんて思いもしなかった。

その後は、株やら不動産やらの話になった。
親父も最近株を始めたらしい。
僕が、ここ数カ月で兄貴が最近買った車と同じくらい損しちゃったよ、と言うと

「まー大丈夫だろ。」

不動産はなくならないからな、ファンドもそのうち戻るだろ、と楽観的なことを言ってくる。
母親がいれば、バカ言ってんじゃないよ、と怒られるところだろう。
親父は僕に似てると言われる。
親父の老後がちょっと心配になった。

30歳間近にして、ようやく大人になってきた気分がする一日でした。
今日から一年、一日一日がんばっていこう。

今年もよろしく☆

カテゴリ :思ったこと トラックバック(0) コメント(1)
コメント
こんにちは。

このBlog読んで・・・
なんとなく、いくつか考えたことがありました。


ワタシ自身もちょっとした旅行記?を書いたり、
旅行をテーマにしたヒトのBlogを読むのが好きで
何人かのBlogを定期的に読んでますが、
改めてどういう類いのモノが好きなんだろぅなと考えたときに、
旅が生活に占める”割合”のようなモノが同じようなヒト、
「旅」と「人生」に対しての考え方が似ているようなヒト、
モノゴトの捉え方や感じ方が同じ、もしくは似ているヒト、なのかなと。
あとは・・・
自分がマネできない「旅」をしているヒト、とかね。

旅Blogを通して見えてくるヒトとしての幅を身につけつつ、
いくつになっても”学び”や”挑戦”を忘れなかったり・・・ね。

それって、価値観なのかなと考えました。
いろいろ。


親父とのふたり飲み、かぁ。笑
なんだか・・・
とっても、オトコ兄弟のお家、って感じがするね。笑

お父さんは、どぅぃぅコト細かな話をされたのかしら、
気になるところ。笑

偶然にも、このお正月にワタシの父親も当時のことを話しているのを
耳にしました。笑

たった、ひとこと、母親がきちんと
「ごちそうさま」が言えるヒトだったから、だと。笑

当時、父親の周りには女性に食事をごちそうしても
サイフも出さず、「ごちそうさま」が
言えないヒトばっかりだったそうです。
(どこまでホントなのか・・・よく分かりませんが。笑)

そういう意味では、今って、”多様化”してるなーと思ったり、
思わなかったり。笑

たぶん、大事なモノは
そんなにたくさんないのかなと思いました。

ではでは〜

【2009/01/05 00:30】 | yuko #- | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバックURL:
http://adoh.blog17.fc2.com/tb.php/69-3b2ead6c
カレンダー&検索

10 ≪ 2009/1112
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

©Plug-in by ASIA SEASON

カテゴリ&タグクラウド

スペアポケットプロジェクト
ひろし旅

シンガポール発、東京着

2000年  冬
 ・札幌
2000年  春
 ・シンガポール
 ・マレーシア
    マラッカ
    KL
    クアンタン
    アロースター
 ・タイ
 ・カンボジア
    シェムリアップ
    プノンペン
    シアヌークビル
2000年  夏
 ・ヒッチ日本旅
 ・バイク日本旅
    札幌から新潟
    能登半島と京都
    鳥取島根下関
 ・韓国
    プサン
    テジョン
    ソウル
2001年 冬春
 ・中国
    瀋陽
    北京
    蘭州、ゴルムド
 ・チベット
    ヒッチハイク
    高山病
    山の上で
    社会人の旅
    リアルドラクエ
    チベットから見える世界
    
世界はまわる
    長く曲がりくねったこの道
    チョモランマ
 ・ネパール
    カトマンズ
    ポカラ
 ・インド
    バラナシ
    カルカッタ
    ダージリン
    プーリー
 ・ブータン
 ・東京

2001年  夏
 ・沖縄
2002年  春
 ・フィリピン
 ・タイ
 ・ミャンマー
2002年  秋
 ・ペルー
 ・チリ
 ・ボリビア
2003年 冬春
 ・香港
 ・マカオ
 ・台湾
2003年 夏秋
 ・スイス
 ・フランス
 ・スペイン
 ・モロッコ
2004年  春
 ・ドイツ
 ・ウズベキスタン

Web本棚