幸せをめぐる冒険  まわるまわるよ世界はまわる

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まわるまわるよ世界はまわる

 2008-11-22
僕が行った時期はちょうどチベットの正月の時期に重なっていて、思う存分楽しんでこれた。
海外のお祭りってのはかなりテンションが上るし、土地土地の人たちの素の姿が見れるときでもある。
泊まっていた宿はヤクホテルと、ペントクホテルというところにもちょっと泊まってみた。
ペントクの部屋はこんな感じ。相部屋だけど意外と綺麗です。

2001_china41 レトロでおしゃれ
明日は中国の正月だよ、と言われたときにはそーなの? と、そんな雰囲気は感じなかったけど夜が近づくと何やら辺りが慌ただしくなってくる。
12時前に外に出てみると、道には爆竹が敷きつめられていた。
何が起こるんだ??

2001_china22 爆竹自体がけっこうデカイ
見ているとテンションが上がり僕も近くの酒屋に飛び込み、30連発みたいな花火を買った。
中国の爆竹はすごいと聞いていたけど、確かに。
うるさいとかなんてレベルじゃない。
音のレベルを超えて、辺りの空気の震えが直接体に伝わってくる。
向かいの建物の電球が割れている。ガラスが爆音による空気の震えに耐えられないのだ。

ジョカン(大昭寺っていう寺)では初詣みたいなのがあると聞いて行ってみると、すっごい人。
ディズニーランドもはるかに超える行列で、あきらめて帰ろうかと思ったけど一緒に行ったイギリス人がどうしてもって言うので並ぶことにした。
1時頃に並んで、入ったのは3時過ぎ。
入り口には浅草寺にある雷門の大提灯クラスのマニ車があって、ギュウギュウに並んでいるのでみんなで手を添えてゆっくり回す。
ジョカンの中は灯明をともすバターの匂いが充満して、ちょっと気持ち悪くなったけど神秘的。

マニ車って知ってます?

mani マニ車です
こんなものがチベットではいたるところで目にする。
マニ車の中にはチベット仏教の経典が入っていて、1回まわすと1回お経を唱えたことになる便利グッズなのだ。写真のような携帯用マニ車から、寺院には大人の力でやっとまわせるくらいの大きさのものまである。
ジョカンのマニ車は何千年も前から回り続けているような気がしてくる。
仏教には「輪廻」や「転生」など、生死を繰り返すことを示す言葉が多い。

 まわるまわるよ 時代はまわる
 別れと出逢いをくり返し
 今日は倒れた人たちも 生まれ変って歩きだすよ

中島みゆきだっけ。
同じところをまわっているようでも、まわることで全てに繋がっていく。
マニ車の回転を見ていてそんな気がした。

帰り道はもう明け方だった。
寒さの中を歩いていると、まるでここは時間さえも凍りついているのかと感じさせる。

翌日、昼前に起きて外に出るとヤクホテルのスタッフが手招きしている。
何か変なことしたっけ? と思って行ってみると新年のお祝いでチャンを振る舞ってくれた。
首には白いハゴロモをかけてもらう。
チャンっていうのは、にごり酒? 甘酒? ってな感じでお酒で正月シーズンは至る所で飲んだ。

2001_china40 洗面器輪投げ

2001_china39 結構難しい
今日のジョカンのまわりはお祭りだ。
洗面器を使った輪投げみたいなのとか、お手玉でジュースを狙うゲームをやってみた。
世界どこに行っても、お祭りは楽しいし、面白いと思うことは共通なんだなぁ。

2001_china21 やっぱビールだよね
そして世界どこでもお酒はおいしい。
人が集まって、お祭りともなればそりゃ格別だ。

2001_china26 行きつけのお店
こんな感じの屋台もある。
毎日行った。
おっちゃんの名前はアジャッシーっていって、揚げ物ばっかなんだけど食べるたびに気に入ってしまったのだ。
山なのに、チベットなのに、浜辺のビーチパラソルみたいなお店。

2001_china38 飲み過ぎちった
正月とはいえ、流石に飲みすぎた。
ここが標高3650mの街だということなんて、すっかり忘れていた。
でも酔いが早いのは標高のせいだけじゃない。
僕はチベットの正月と、この街がすっかり気に入ってしまった。

2001_china24 いいとこの坊ちゃんか?

2001_china25 正月といえば麻雀だよね
正月三が日は日本と同じ感じ。
街をふらついていれば、親戚の家に向かう子供たちに会ったり、宿の中じゃ誰?? というような人たちがいっぱい集まって麻雀してたりする。
参加したくてしばらく見てたけど、こっちのルールがいまいち分からなくて入り込めなかった。

ちょっと郊外の寺を見に行ったり、おそこにおいしいチーズケーキがある、なんて情報を聞いて一日中ケーキ屋を探しに行ってみたり。
パイナップルビールってのがあるお店を探しに行って、道に迷って、町の人に色々話しかけていくとそのお店の人だったり。
気がつけばそんなんで1週間くらい過ぎていた。

ラサには思った以上に人がたくさんいて、外国人が多くて、日本人も多かった。
いろんな人がいて、これまでの場所の中でも一番濃い人たちに会えたのがラサかもしれない。

中国のビザも切れそうだし、そろそろネパールへ向かおうかなと思っていたときに宿の入り口でこんな名前のビラを見つけた。

 "The Long And Winding Road"

僕がこのに持っていったビートルズの曲だ。
一緒にランクルをチャーターしてネパールへ行きましょう、って内容だった。
よく分からないけど面白そうな感じがする。
さっそく僕はビラを書いた人を探すと、人集めに走った。

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