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クアンタンの屋台
2008-08-12
2000年 春。KLを後にし、シンガポールで会ったイギリス人に紹介されたクアンタンという町に向かう。
この町は何もなかった。でもなぜかこの町の屋台の料理はよく覚えている。
KLでは詐欺師事件の後、ペトロナス・ツインタワーという当時世界一高いビルの展望台に行ったり、夜市でロレックスのバッタもんを買ったりした。翌日、時計の針が取れていて夜を待って文句を言いに行き交換してもらう。「ヤスイネー」、「ホンモノミタイネー」何でも語尾にネーをつけるおじさんと仲よくなり、また故障したときには交換してくれと永久保証を結ぶ。
クアンタンはマレーシアの東海岸に面する町です。
クアンタン行きのバスはいかにもローカルバス、という感じで旅行者は誰もいなかった。
東マレーシアはイスラム圏でモスクがあったりして東南アジアっぽくない雰囲気が味わえます。

クアンタンは確かにいい場所だった。のんびりするのには絶好の場所だ。
特に何をしていたわけではないのにあっと言う間に時間が過ぎた。
ここは絶対!と勧められたクアンタン川沿いの遊歩道には、ベンチが等間隔で並べられていて地元のカップルが何組か座っていた。遊歩道に沿って屋台が並んでいて、地元の人々でにぎわっていた。
ここで食べた料理とビールが鮮明に記憶に残っている。
マレーシアは食べ物が意外とおいしい。といってもグルメ旅行に行ったわけではないので、マレー料理に舌鼓を打った、なんてことはないんだけど屋台の料理がおいしかった。
パクチーの苦手な人にはマレーシアをお勧めしたい。中華系の人が多い国の屋台は外れが少ないものだが、マレーシアにはインド系の人も多い。中国とインドという料理大国の影響を受け、いいとこ取りしたような料理が多い。
あとまぁ、不思議なもので海外に来てから本当に何でもおいしく感じる。
歩き回ってクタクタになって、お腹を空かせているせいもあるだろう。
日本で出されたなら、えぇっ?て思うものもガツガツ食べていた。
特に、「サテ」という甘辛いマレーシア風焼き鳥とビールがたまらなかった。
暑い中を歩いてたどり着いた屋台で汗が引くまで待つ。すると陽も落ちてきて、川から吹いてくる涼しい風にあたりながら、アツアツのサテを頬張りながらビールを喉に流し込む。
これを幸せと呼ばずになんと言うのだろう。
幸せとは、何気ないところにあるのだとクアンタンの屋台は教えてくれた。なんて。
僕はあのサテとビールを飲むためにだけ、またこの町に行ってもいい。
プラスチックの椅子に座りながら、大きな海に注ぐ川を行き交う小さな船を見ていた。川の向こう側は原生林のような緑があった。気持ちがいい。普通の町だ。その普通さがとても良い。
この後はコタ・バルという町に行く予定だったのだけど、出発の日にチケット買いに行ったらいっぱいで、他のチケットならあると言われた。アロースター行きだそうだ。どこだか分からないが、タイ国境近くというのと、何となく名前が気に入ったので次の町はそこにすることにした。
マレーシアなら住める。
マレーシアが老後に住む場所として人気があるのが分かる気がした。
クアンタンはマレーシアの東海岸に面する町です。
クアンタン行きのバスはいかにもローカルバス、という感じで旅行者は誰もいなかった。
東マレーシアはイスラム圏でモスクがあったりして東南アジアっぽくない雰囲気が味わえます。

クアンタンは確かにいい場所だった。のんびりするのには絶好の場所だ。
特に何をしていたわけではないのにあっと言う間に時間が過ぎた。
ここは絶対!と勧められたクアンタン川沿いの遊歩道には、ベンチが等間隔で並べられていて地元のカップルが何組か座っていた。遊歩道に沿って屋台が並んでいて、地元の人々でにぎわっていた。
ここで食べた料理とビールが鮮明に記憶に残っている。
マレーシアは食べ物が意外とおいしい。といってもグルメ旅行に行ったわけではないので、マレー料理に舌鼓を打った、なんてことはないんだけど屋台の料理がおいしかった。
パクチーの苦手な人にはマレーシアをお勧めしたい。中華系の人が多い国の屋台は外れが少ないものだが、マレーシアにはインド系の人も多い。中国とインドという料理大国の影響を受け、いいとこ取りしたような料理が多い。
あとまぁ、不思議なもので海外に来てから本当に何でもおいしく感じる。
歩き回ってクタクタになって、お腹を空かせているせいもあるだろう。
日本で出されたなら、えぇっ?て思うものもガツガツ食べていた。
特に、「サテ」という甘辛いマレーシア風焼き鳥とビールがたまらなかった。
暑い中を歩いてたどり着いた屋台で汗が引くまで待つ。すると陽も落ちてきて、川から吹いてくる涼しい風にあたりながら、アツアツのサテを頬張りながらビールを喉に流し込む。
これを幸せと呼ばずになんと言うのだろう。
幸せとは、何気ないところにあるのだとクアンタンの屋台は教えてくれた。なんて。
僕はあのサテとビールを飲むためにだけ、またこの町に行ってもいい。
プラスチックの椅子に座りながら、大きな海に注ぐ川を行き交う小さな船を見ていた。川の向こう側は原生林のような緑があった。気持ちがいい。普通の町だ。その普通さがとても良い。
この後はコタ・バルという町に行く予定だったのだけど、出発の日にチケット買いに行ったらいっぱいで、他のチケットならあると言われた。アロースター行きだそうだ。どこだか分からないが、タイ国境近くというのと、何となく名前が気に入ったので次の町はそこにすることにした。
マレーシアなら住める。
マレーシアが老後に住む場所として人気があるのが分かる気がした。



