幸せをめぐる冒険  幸せをめぐる国、ブータン

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幸せをめぐる国、ブータン

 2008-07-13
GNH(国民総幸福度:Gross National Happiness)ってご存じでしょうか?
国の力や進歩を「幸福」で測ろうというこの考え方は、ブータンのワンチュク国王(当時21歳)の発言による、物質的な豊かさだけでなく精神的な豊かさも同時に進歩させていくことが大事、というものです。
下は2001年にブータンに潜入(?)したときに撮った写真です。

bhutan
7/6のブログで、最近の物価高をきっかけに生活の仕方や休みの過ごし方を見直す時期かも、なんて書いたことへ核心を突く考え方です。

GNH(国民総幸福度:Gross National Happiness)の概念
 目的と手段を混同してはいけない。
 経済成長自体が国家の目標であってはならない。
 目標はただひとつ、国民の幸せに尽きる。
 経済成長は幸せを求めるために必要な数多い手段のうちのひとつでしかない。
 そして、富の増加が幸福に直接つながると考えるのは間違いである。

ブータンが先進国の経験やモデルを研究した結果、「経済発展は南北対立や貧困問題、環境破壊、文化の喪失につながり、必ずしも幸せにつながるとは限らない」という結論に達しました。GNHは、GNP増大政策をとらずに人々の幸せの増大を求めるという、ブータンの開発哲学であり開発の最終的な目標です。

国としてのあり方、政策がユニークでカッコイイですね。
ブータンは非常に個人旅行がしづらく、ちょこっとしか入れなかったのですがホント素朴な感じでした。でも国境の町のゲーセンでスーパーマリオがあったりインターネットも出来たりと、意外とモノが豊富なんだという印象を受けました。

ブータンはこの方針のもと、国王の統治がすすめられてきましたが今年2008年より、初の民主体制となりました。背景としてはテレビやインターネットが徐々に普及するにつれて、国民が色々な情報に触れ、意識が多様化してきたために民主化の方向に動いたようです。

これまでのブータンを残しつつ、「本当の目的」の問い直しを投げかけるこの考え方を世界に発信していって欲しいと思います。

ブータンへの潜入記録はまた後ほど。

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